2014-01-01から1年間の記事一覧

2014年の舞台ベストテン

2014年観劇本数:108本(これから観劇予定の2本含む)ベストテン 1位:ベッド&メイキングス『南の島に雪が降る』 2位:さいたまネクスト・シアター第5回公演2014年・蒼白の少年少女たちによる『カリギュラ』 3位:ゴキブリコンビナート『毛穴からニュートリ…

2014年11月に観た舞台

唐組『紙芝居の絵の町で』観劇。私は2006年の初演を観ていて、そのときはすごく面白かったのだが、今回はまったく楽しめず。理由は明白。唐十郎が出ていないから。久保井研の演出はメリハリがなく地味。若手俳優たちは頑張っていたけれど。戯曲も長くわ…

2014年10月に観た舞台

good morning N°5『秋の、死んで貰います祭り!!地獄の三本同時上演』の『愛欲の乱』観劇。すごく面白かった!オープニングの歌&ダンスがかっこよくてテンション上がる。女優さんたちの捨て身な演技がすごい。小椋あずき、野口かおるが特にすごかった。藤…

2014年9月に観た舞台

ヨーロッパ企画『ビルのゲーツ』観劇。登場人物たちがビルのゲートにカードをかざして開ける。また開ける。さらに開ける。シチュエーションを変えずにここまで面白くできるとは!上田誠さんは、なんでこんなことを思いつくことができるのだろう。くだらなす…

2014年8月に観た舞台

KUNIO11『ハムレット』観劇。素舞台で暗めの照明、音楽もあまり入らないシンプルな演出。こういうシンプルな演出だと役者の力量が問われるが、役者で特によかった人はいなかった。台詞に独特の抑揚をつけており、あまり感情がこもっていないため、場面場面が…

2014年7月に観た舞台

東京デスロック『セレモニー』。様々な儀式に参列するなかで、「時間の区切り」をつけることや自分と人との関係性を確かめること、そして日本人であると自覚することの意義を感じさせられたような。儀式というのはカタチだけれども、そのカタチすらなくなっ…

2014年6月に観た舞台

三条会『三条会のゼチュアンのぜんにん』観劇。三条会のよさは、斬新なアイデアでテキストを解体し、それと俳優の身体をもってテキストのよさやテーマ性を よりダイレクトかつダイナミックに表す、ということだと思う。この作品もそうだ。しかし戯曲が難しい…

2014年5月に観た舞台

川上未映子×マームとジプシー『まえのひ』観劇。川上未映子のテキストを使いながら、青柳いづみがパフォーマンスする。風林会館の元キャバレーという場所の雰囲気や、大音量の音楽が心地いい。青柳いづみはときにパンキッシュに、ときにしっとりとしたパフォ…

4月に観た舞台

新国立劇場で、オペラ『ヴォツェック』観劇。宙に浮かぶ部屋、水が溢れる舞台・・・。舞台装置のダイナミックさが印象的。脇役のキャラの造形が濃すぎて怖いくらい。子役が重要な役どころ。ストーリーは暗い感じなのでインパクトはないが、じわじわと嫌な感…

3月に観た舞台

ニッポンの河川『大きなものを破壊命令』観劇。私は初演も観ているのだが、中林舞と峯村リエが見たかったので行った。中林舞の目ヂカラ、というか顔ヂカラはやっぱりすごい。澤田育子を彷彿させる。複数のエピソードが矢継ぎ早に繰り出されるのでちょっとつ…

2月に観た舞台

FUKAIPRODUCE羽衣『女装、男装、冬支度』観劇。面白かったー。今回は歌が多め。いろんな男女のいろんなシチュエーションを、歌ありダンスあり で描く。女優は可愛いし、男優はセクシー。役者を見ているだけで幸せ。いろんなカップルが出てきて、笑えたり、共…

1月に観た舞台

江戸糸あやつり人形座『泣いた赤鬼』観劇。今年の初観劇になる。面白かった。とにかくあやつり人形がすごい。途中、ありったけの人形がこれでもかというほど出てきて、なんだか見ているだけで胸がドキドキしてしまった。そしてこのストーリー。青鬼さん・・…