2013-01-01から1年間の記事一覧

12月に観た舞台

毛皮族『血も涙も靴もない』観劇。いつもの毛皮族よりちょっとシリアスな会話劇。いくつかのエピソードが交錯しつつ、お金の話がテーマ?なんか世知辛い感じ。面白くないことはなかったけど、爽快感はなかったな。毛皮族の芝居にはもっと爽快感がほしい。MOD…

11月に観た舞台

スガダイロー5夜公演『瞬か』の飴屋法水×スガダイロー観劇。様々な形をした古いピアノたち。ピアノとしての寿命は尽きているのかもしれないが、数十年もの間、誰かの手によって奏でられてきたという誇りと威厳を持ち合わせている。存在感を放つそれらのピア…

10月に観た舞台

サウンド・ライブ・トーキョーへ行って来た。倉地久美夫+マヘル・シャラル・ハシュ・バズ。マヘル〜が面白かったなあ。音楽家/陶芸家の工藤冬里さんが招 集する不定形ユニット。詩の朗読をヒップホップに乗せて。聴いているうちに言葉も音楽もそれ自体の意…

9月に観た舞台

柿喰う客 女体シェイクスピア『失禁リア王』観劇。ミュージカル仕立てで新鮮だし観やすい。華やかな女優たちが歌って踊る姿は圧巻。皆、歌がうまい。そして色っぽい。道化?役の新良エツ子は・・・もう犯罪的なエロっぽさ。しかも歌もダントツでうまい。ゴネ…

8月に観た舞台

カタルシツ『地下室の手記』観劇。ドストエフスキーの『地下室の手記』の現代版?40歳で無職で彼女なしで引きこもりの男が主人公。男は世間に対してさんざん毒を吐いたり、自分のどうしようもない痛い過去を語ったりしながら、それをニコ生に配信。それを…

7月に観た舞台

ピチチ5『はぐれさらばが“じゃあね”といった』観劇。太宰治をモチーフにした演劇シリーズ。太宰などの文人たちを描いたもの。ピチチならではの大仕掛けもあったが、話はいつもに比べるとちょっと物足りない感じ。ピチチの芝居だと思わなければ、面白かったか…

6月に観た舞台

『姐さん女房の裏切り』観劇。千葉雅子と土田英生による舞台製作事業。まず二人の設定が面白い。50過ぎてもスナックで働く姉さん女房とヒモの男。ストーリー展開で見せるというより、二人のどこかおかしみを感じさせる会話で見せる芝居。上演時間も短めで、…

5月に観た舞台

metro『なまず』観劇。つまらなかった…。役者は頑張っていたが、とにかく本がつまらない。震災後の世界を描いているのだが、荒唐無稽というか内容がないというか…。それでも生きていこう、みたいなことが言いたいんだろうか?月船さららがセクシーな格好で歌…

4月に観た舞台

テアトル・ド・アナール『従軍中〜(略)』観劇。評判良いみたいなので期待して観に行ったが、面白くなかった。話がつまらないし、「神」とか「言葉」についてのセリフが観念的すぎて頭に入ってこなかった。作品としてダメなわけではなく、単に自分に合わな…

3月に観た舞台

箱庭円舞曲『円』観劇。10編のオムニバスで、いつもの箱庭よりやや軽めのテイスト。ひとつひとつの話が短いこともあり、最後まで飽きずに楽しめた。観たからといってなにか考えさせられるということもないが、気楽に楽しみたい人にはいいのでは。『ルル』観…

2月に観た舞台

FUKAIPRODUCE羽衣『サロメVSヨカナーン』観劇。最初のほうは乗れなかったが、『ゾロ目の歌』がすごくよくて心をつかまれた。そのあとの『セックスのない夜』のシーンもよかった。羽衣を見るといつも切なくなる。恋愛の最高潮にあるカップルを描いているが、…

1月に観た舞台

エレファントムーン『罪を喰らう』観劇。今年の初観劇だったけど、面白くなかった。話がつまらないし、まったりして展開もいまいちで引き込まれない。キャラにも魅力がない。東京デスロック『東京ノート』観劇。すごく面白かった、という当たり前のことを言…